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秋田県鹿角市の八幡平小豆沢地区にある大日霊貴神社(オオヒルメムチジンジャ、通称大日堂)で、毎年正月二日に奉納される舞楽。大里、小豆沢、長嶺、谷内の四集落から、能衆(舞う人たち)が集い、神社の社前と殿内で舞楽を奉納しています。

養老二年(西暦718年)に元正天皇の勅命により、都から名僧行基が遣わされ、大日堂が再建された際の落慶の式礼での舞楽が起源と言われいます。それから1300年間、里人によって伝承されてきました。昭和五十一年には、国指定重要無形文化財に指定され、また平成二十一年には、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

大日霊貴神社について

秋田県鹿角市八幡平に古くから鎮座する神社

継体天皇十七年(西暦523)に勅願により建立されたことに始まり、元正天皇の養老二年(718)に命により行基が下向し、九間四面の社を新たに建立したとされたと言われており、以来鹿角の地に鎮座しています。通称大日堂として、地域の方々に信仰されています。


大日堂舞楽の紹介動画です(英語版)